2010年7月30日金曜日

舞台当日 その3

 
つづきです~
 
スローですが、気長にお付き合いくださいな♪
 
前の日記の続きですが、内容はだいぶ端折ってあります~
 
 
 
戦争に負けたことを知ったおとな
 
どんな気持ちだったのでしょうか…
 
何度も、何度も、想像するのですが、わたくしにはわかりません…
 
想像を絶するような思いなのでしょう
 
このシーンの九ちゃんは、圧巻です
 
 
そして、子どもたちはどう思ったのでしょうか…
 
まさお「おい、今日のお言葉、わかったか?」
たかし「いや、なにをいっていたのか、わからん。」
 
 
当時の放送は技術もあまりよくなかったでしょうし、
天皇の言葉も子どもには理解するには難しい文言だったようです。
 
幸子「戦争が 終わったのよ。」
たかし「負けたのか?」
まさお「負けか?」
太郎「うん。負けだ。」
 
 
きっと、こんな会話が子どもたちの間でされたのでしょう…
どんな思いだったのかな…
 
 
 
 
舞台は静かにクライマックス向かいます
 
 
笛を吹いて無邪気に遊んでいたところを先生に見つかった子どもたち
 
 
戦争が終わったからか、先生からも笑顔が見え
 
 
3/10の空襲で行方不明になってしまった友を想い、合奏します
 
和穂「まりこさんの好きな曲を吹こう!行進曲だ!おれたちの行進曲だ!」
 
 
幻想的な空間が広がりますあまりの美しさに、黒子が顔を出し人間になります
 このシーンの、黒子・asakaくんとようこさんの表情はとても美しいのです~感動
 
 
写真家「あんた、また生むのかい?」
 
 
わたくしね、台本のこのセリフの『うむ』が『産む』ではなく『生む』というのに
ものすごく深いものがあるのではないかなって思いました。
 
アザラシの母にむかって、うむと言うと、単純に『産む』…出産、産卵ですよね
 
しかし、『生む』…誕生、作りだす  なのです。
 
 
 
セリフが前後しますが 
 
 
写真家「このぼろぼろになった流氷も、照りつける太陽も、
めちゃくちゃに増えた海水も…遅くない。
    そんな音が聞こえて来たよ。
そんなことを気づくのに、おとなはこんなに時間がかかった。」
 
 
アザラシの赤ちゃんは、流氷がないと生きおとなになれないそうです。
 つまり、今、アザラシは生まれても、命が続かないのだそうです。
 
地球温暖化は、深刻な問題ですね。
 
 
しかし、アザラシの母は最後にこう言うのです
 

母「私は、信じて、見守っているの。」
 
 
この母のセリフにナニを思いますか、感じますか
 
 
たくさんのメッセージが込められた、言葉です
 
 
 
本番前の最後の通しが終わりました。
 
実は、わたくしたち保護者、ほとんどがボロ泣きしてました。
 
なぜなら、最後に写真映像が流れるのですが、
4月のお稽古スタートからの様子が流れるからです。
 
頑張って、ここまでたどり着いた我が子の雄志に感動しました。
 
 
 
母たちが、ボロなき・感動している中、演者・スタッフは、最後の打ち合わせです。
 
もちろん、子どもたちも手を挙げて意見を言い合います(すばらしいのです!!)
 
 
この後、昼食休憩そして本番です。
 
本番は、カメラが入りまして、後日DVDになります。
 
リハーサルだから許された撮影でした~
 
 
今日は雨です。
みなさまも足元、気をつけて~
 
わたくしも、元気に頑張ります
 
 
 
この後の裏話もまた後日~
 
 

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