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2010年7月28日水曜日

舞台当日 その2

 
つづき~
 
舞台上手袖からみた、始まりの風景
 
 
いよいよ、最後の通しです。
観ているわたくしたちにも緊張が走りました
(わたくしがこのとき袖にいたのは、後ほど)
 
物語は、学童疎開に行くところからスタートします
 
当時の子どもたちはどんな気持ちだったのでしょうか…
 
楽しみ? 不安?
 
わたくしは、どうしても、子ども目線で観ることができなくて、
 学童疎開に出す、母の気持ちになってしまい、
このシーンは、いつも辛くてたまりません…
 
空襲のない田舎に行ったほうが、子どもの命は安全でしょう
 
しかし、
 
いつ終わるともわからない、別離に
 
何より、空襲の激しい自分の居場所に
 万が一、空襲で自分の身になにかあったら、この子はどうやっていきていくのだろう
 
そんなことを想うとたまりません
 
 
舞台袖から客席に移動して
 
 
いろんな思いで、観ていました
 
 
子どもたちは、さみしさを隠し、けなげに歌を歌います
 
~肩を並べて兄さんと今日も学校へ行けるのは
 兵隊さんのおかげです
 お国のために お国のために戦った 
兵隊さんのおかげです~
 
 
 
舞台は、現代の混沌も語ります
  
現代のわたくしたちが直面している問題はなんでしょう
 

そして
 
今のわたくしたちのなにげないけど、ありふれた幸福・光景
 
の語りが入ります
 
語りは、3人
 
お一人目は、お母さんの語り
 
(この赤ちゃんを預かるために袖にいたのですが、タイミングよく寝てしまったのですよ)
 
 
 
場面は、戦時中の子どもたちに戻ります
 
おなかがすいて、おなかがすいて、おなかがすいて
 
でも、日本が戦争に勝つまで規則正しい毎日をおくりがんばろう
 
でも、でも、おなかがすいて、おなかがすいて、おなかがすいて
 
長い期間、家族と離れ離れになった、小学中高年が励ましあいます
 
 
 
つぎは
 
今の子どもの語り
 
好きなもの、学校から帰ると、将来は
 
 
わたくしがこのとき思ったのは、 
ちゃのちゃんだったら、タルくんだったら、
なにを語っただろう
 

語りは、もうお一人にらっしゃいますが、
その方は、ご自身の子どもの時の体験を語ってくださいました(本番)
そう、戦時中、子どもだった自分がどうだったか…
 
 
 
戦時中に戻ります
北の田舎に疎開しています
 
地球温暖化の現代と違い、
 
冬はとても厳しいものだったでしょう…
 
夜中おしっこをもらしたら… 家の廊下でも凍ってしまうほど…
 
 
脚本・演出ののりこさんが取材をもとに書かれています
 
 
お風呂にもなかなか入れません
 
シラミでかゆくてかゆくてたまらなかったそうです
 
子どもどうしでシラミをつぶしあったそうです
 
今のわたくしたち、シラミをみつけたら、つぶしあえますか?!
キャー とか ウゲー とか、気持ち悪いー って、逃げてしまうのでは?!
 
人間関係の親密さ・希薄さ、そんなものも感じ・考えながら観ていました
  
 
 
おなかがすいて、無気力な子…
 
シラミをつぶしあう、上級生と下級生…
 
家族を亡くし、帰る場所が無くなってしまって暴力でうったえる子…
 
いろいろな子どもたちがいたのでしょう…
 
  
ちなみに、
 
このシーン、それぞれ、3つの物語があるようです
 
・おなかがすいた子
・シラミをつぶしあう子たち
・ケンカをする子たち
 
脚本・演出ののりこさんから、上記の役を子どもたちが割り当てられ、簡単な説明後
 
「思うように動いてごらん」
 
と、子どもたちにまかされたのです
 
 
ちゃのちゃんは、ケンカをする子たちの1人です
 
観ていてすごいなって思ったのが、
 
脚本をもとに、三人でそれぞれの役はこうだから、こうやって動くはず
と、動きの理由、ケンカのシーンの話をつくっていたのです。
 
太郎という家族を亡くした子が、弱い子をいじめます。
たかしというちょっとおっとりとした子
まさお(ちゃのちゃん)は、たかしと仲良し、
 
という脚本から読み取った設定です。
 
太郎がたかしに暴力をふるいます。
たかしは逃げます。
まさおはたかしをかばい、太郎にやられます。
太郎はやり場のない、怒り悲しみをたかしにぶつけます。
 
 
 
この平和のつどいの舞台ができるまでを最初から最後まで観ることができて
わたくし、母として
本当に素晴らしい体験をすることができました
 
  
 長くなったので、一度ここで~
つづきはまた
 
 

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